2012年05月24日

谷川俊太郎『クレーの絵本』

yasukawaさんが購入されたとのことで、借りて読みました。

谷川俊太郎『クレーの絵本』

■クレーの絵本 -もきゅもきゅもみゅーん

本の解説や芸術性については上記ブログをご参照頂いて、
私は表紙にもなっている『黄金の魚』という詩が好きだ、というお話です。

中身はこちらの朗読でご覧いただけます。



短い詩なのですが、後半部分が大好きです。

――

いのちはいのちをいけにえとして
ひかりかがやく
しあわせはふしあわせをやしないとして
はなひらく
どんなよろこびのふかいうみにも
ひとつぶのなみだが
とけていないということはない

――

「失敗は成功の元」も同じジャンルの言葉ですが、
私はだんぜんこの言い方が好きです。

あと「一つまみの塩がお汁粉を甘くする」もいいですね。
同じ内容を言っていても、言葉や人によって飲み込めるものと
飲み込めないものがあったりします。

この人のいう事なら(苦そうでも)飲みこめるな、というのを「信頼がある」というんでしょうね。
正しいことをいっていればそれでいい、という思いちがいに気をつけたいと思います。



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