2012年02月13日

6次産業化フォーラムinはままつ

先生の勧めで、6次産業化フォーラムに行って来ました。

6次産業化フォーラムinはままつ

6次産業化フォーラムinはままつ

時間が無かったので、午前中の基調講演のみ拝聴しました。

講師は中澤さかなこと、中澤等氏。
昨年ガイアの夜明けにも出演された、道の駅『萩しーまーと』の仕掛け人です。

20年リクルートに努められ、萩にはIターンでやってこられた「ヨソモノ」。
しかしその実績は以下の通り。

・商工総研最優秀論文賞受賞
・フードアクションNIPPONアワード流通部門・最優秀賞
・フードアクションNIPPONアワード製品部門・入賞
・全国祝品産業有料事業者表彰 農林水産省総合食糧局長賞
・地域貢献組合表彰 全国中央会会長賞
・全国地産地消有料活動表彰農林水産大臣賞

とは言え語り口は柔らかで、失敗談も明るく話すお姿が印象的でした。
参考になる部分は山ほどあったのですが、ここでは商材開発プロセスを
紹介したいと思います。

一般的なプロセスだと、

ネーミング

商標登録

メニュー開発

加工製品開発

PRツール

販促イベント


しかし、中澤氏は以下のプロセスを踏まれるそうです。

資源の選定

情報収集

競合産地調査

開発方針策定

ネーミング

商標登録

メニュー開発

加工製品開発

テストマーケティング

製品改良

PRツール

広報・宣伝

販促イベント

販路開拓


特に大文字にした4つには力を入れるそうです。

例えば雑魚だったにもかかわらず、今や帝国ホテル直営フレンチでも
出される「萩の金太郎」(ヒメジ)という魚があります。

この魚を売る為に、調べに調べてフランス料理に使用される
「ルージェ」という魚に近い事をつきとめたり。

開発の際には、「伊勢丹のあの棚に置きたい」という所まで
イメージして商品を作られるとの事でした。


最後に、売れるモノのポイントとして、

「ずっと昔からその土地で食べられてきたもの」=ソウルフード


を挙げられていました。伝統野菜にも注目されているそうです。

まず味として、何十年も食べ続けられてきた(=不味かったら廃れている)のだから
間違いないという点、また売る時にも「ストーリー」があるので売りやすいとの事でした。

私達のまわりにも、ヒットのタネは転がっているかも知れません。
一緒に探してみませんか?

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最近はカレー番長、水野仁輔さんが気になります。浜松出身。

水野仁輔 - Wikipedia



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