会社の朝礼では、持ち回りで3分間スピーチを行う事になっています。
私の順番はもう少し先だったのですが、
yasukawaさんの華麗なる
スルーパス(迷惑)で急遽お話しする事になりました。
テーマは「人と声」です。
朝話した事と合わせて、とりとめなく書きます。
自分が合唱をやってきたので、声についてはとても興味があります。
「名は体を表す」と言いますが、声もまた同様に、その人の中身を表す事が多い。
この根拠になるのは、私がやっていた混声合唱です。
合唱団に入ると、最初に指揮者やパートリーダーがその人の歌声を聴いて、
その人の声の高さに合わせたパートに振り分けられます。
上からソプラノ(女声の高声)、アルト(女声の低声)、テナー(男声の高声)、バス(男声の低声)と
高さによって分かれるのですが、面白い事に性格も似た様なグループになるのです。
社会人になってからは、他団体で歌っていた人とも交流が増えたので
どこのパート?という話をするのですが、大体性格で分かります。笑
テレビに出ている人なんかは、声を上手く使っている人が多いので
面白いです。芸人さんは特に意識してますね。
例えば流行のスギちゃんなんかは「ワイルドだ」まではワイルドな低い声で、「ろぅ?」は
笑いを誘うコミカルな高い声にしています。
この声の高低差が「今笑うとこ」のサインになっています。
声の高さを変えずに「ワイルドだろう→」と言ってみると、全然面白くないのでお試しください。笑
歌手なんかも、歌詞の内容と声の性質が違っていたりすると面白いです。
例えが少し前になってしまいますが、YUIとかは哀しさを含んだ声なのに
「CHERRY」みたいな明るい歌を歌ってヒットしている。これは知らない
うちにギャップにやられている訳です。aikoも同様ではないでしょうか。
AIやsuperflyなんかは本当にネアカな声だと思います。
(完全に個人的な見解です。笑)
また、声を特徴付けているのは高さだけではありません。
大きい声、小さい声、息が混じる声、震える声、呼吸の浅い声・・・
同じ人でも、状況に応じて色々な声を出します。
ですので、誰かと話している時には、言葉だけでなくその声も
聞く必要があると思っています。
声が震えていれば緊張しているのですから、ユーモアの一つも
いるのかもしれませんし、低い声であればリラックスしているので
こちらも落ち着いて話せばよいと思います。
「空気を読め」と言いますが、声(音)とはまさに空気の振動ですので
「声を聞け」と非常に近いと思ってよいのではないでしょうか。
とりとめが無くてすいません。
読んで頂きありがとうございました。