年末年始に読んでいた本ですが、面白かったのでご紹介します。
『
グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ』
著者:デイヴィッド・ミーアマン・スコット&ブライアン・ハリガン
監修:糸井重里
翻訳:渡辺由佳里
グレイトフル・デッドは、ビートルズやローリング・ストーンズと同時期に
生まれ、結成半世紀近く経つ今でも人気のあるバンド。
「デッド・ヘッズ」と言われる熱狂的なファンがいて、彼らの全米ツアーは
それについていく人たちでさながら「移動する街」だそうです。
グレイトフル・デッドの楽曲は、40年以上前から
『録音し放題、コピーし放題』。
それでも大きな市場を創り出して来たのはなぜか・・・というのが
本書のテーマです。
この本で特に参考にしたいのは、顧客をファンにした「その後」の部分。
いかに「ファン」をさらに強力な「エヴァンジェリスト」にするのか?
彼らは熱心なファンの為に、いい席が取れる特別な電話番号を用意し、
録音するファンへ、ライブ会場に録音スペースを設けます。
これらは難しい事ではありません。
自分がファンだったらどうして欲しいかを、シンプルに考えた結果でしょう。
あるいは実際にファンに言われた事を実行しただけかもしれません。
しかしこの「エヴァンジェリスト」こそがグレイトフル・デッド最大の財産です。
この本を読んだ後には、自社に何を期待されているのか?何をフリーで
提供出来るのか?シェアされやすい状態になっているか?というのを
すぐ考え始める事になると思います。
今後「クチコミ」「紹介」「ソーシャルグラフ」で顧客を増やしたい、と
考える企業の方には、かなりお勧めできる本ですよ。
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ちなみに「グレイトフル・デッド」と「はまぞう」のビジネスモデルは・・・
結構近い所にあると思います。この本に共感された方、ぜひ情報交換
しましょう。