ラジカセ回顧録

S.

2011年09月15日 21:30

先日、朝礼で記憶媒体の話題が出ました。
フロッピーも全然見なくなりましたね・・・

音楽の記録も、ここ数年で劇的に変わりましたよね。
小学校の頃、兄がでっかいCDコンポを買ってもらって、
おさがりで初めて自分のラジカセを持ちました。
嬉しかったなー。

二つカセットが入る、赤くて渋いラジカセでした。
一緒にもらったカセットは、佐野元春と福山雅治とB'zとチェッカーズ。
チェッカーズは録音ではなく、カセット売りのアルバムでしたね。

ふすまを隔てて隣が祖父の部屋だったので、イヤホンで聞いてて
そのまま寝てしまって、2,3回起きたら引きちぎってた事があります(笑)。

ダビングも家族に「静かにしてて!」って言ってやってたなー。
たまに左右間違えて、無音のテープ2つ作ったり。あれは悲しかった・・・

エア・チェックもめっちゃやってましたね。
好きな番組録音したり、常にさらのテープを入れておいて
好きな曲が流れそうになったら、すかさず録音ボタン押して。

いいところで雑音が入ったり、DJがしゃべったりすると
一人で怒ってました(笑)

今思うと若干気持ち悪いのですが、当時音楽の趣味が
合った友達(男)と、「テープ交換」やってました。

一週間に一回くらい、おすすめの曲をテープに入れて
相手に渡して、またそのテープに録音して返すという。
何が楽しかったのか

テープって早送りするのが面倒だったから、あんまり
気に入ってない曲でも流して聞いてたんですよね。
そのお陰で色々な曲を好きになれた気がします。

今は気に入った曲を一曲からDL出来る時代。
これもまた便利になったものです。

劇的に変化する時代で、不便も便利も両方
経験できたことを、幸せに思います。


当時の趣味は『ダビングして作った「マイベストアルバム」を聞きながらサイクリング』。安上がり・・・


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