「フェイスブックってどうなの?」

S.

2012年04月12日 20:44

昨日は磐田市の社長様と、1時間程フェイスブックについて
お話してきました。面白かったです。

いつも通り脱線し放題だったのですが、メインは

『本当にお客様との信頼関係強化に繋がるのか?』

という話題でした。


フェイスブックに限らず、ソーシャル系のサービスは
無料ですし、すぐにでも始められますが

「お客様とのコミュニケーション」「魅力あるコンテンツの提供」
という攻めの部分、

「アカウントの適切な運用」「ソーシャルメディアポリシーの策定」
という守りの部分、

信頼関係を築くなら、これらを両輪で回していく必要があります(カタカナばかりで恐縮です)。
これは片手間で出来る事ではないです。


・・・等々、ウェブ系の会社らしいお話もしたのですが。

あくまで個人的な見解ですが、結局人相手なのだから、フェイスブックを
通じて話しかけたらいきなり好意を持ってくれる訳ではありませんし、

もしかしたらその時間を使って、手書きで葉書を送った方がいいかも
しれませんよ、なんて「らしからぬ」話もさせて頂きました。

ただし情報は「出さなければ無いのも同じ」なので、しっかり蓄積して
整理し、誰でもネット上で閲覧できるのであれば、時間をかける意味は
十分にあると思っています。
(この企業様は、既に5年以上弊社ブログシステムを使って頂いています。宣伝。)


何を使うにせよ、美咲さんの本にもしつこいくらい書いてありますが、まずは手段の目的化に陥らないこと。
フェイスブックをやること自体が目的ではない、というのは自明ですよね。

だからと言って、「そうだそうだ、ウチはリアルでやっているから関係ない話だ」と
高を括るのも違うと思っています。

せっかくご興味を持たれたのですから、これを機に「自社の情報」が
ウェブ上でどの様に流れるのか、調べてみましょう。


少し古いデータ(2009年)にはなりますが、ネットレイティングス社の調査が参考になります。

世界全体でもっとも信頼されている宣伝媒体は「知人による推奨」と「インターネット上の消費者の意見」、
「企業(ブランド)ウェブサイト」もほぼ同等の信頼度を獲得


消費者としての自分を振り返れば、お店を選ぶときに「クチコミ」、商品を選ぶときには
「レビュー」を見ていますし、その企業のサイトも見ています。

では企業として、どうすればよいのか?個人的には、

「魅力のある/人に話したくなるようなコンテンツを発信する事」
「書き込み/シェア/ツイート/+1/イイネ!・・・されやすい状態を作る事」

今は、この二つに尽きると思っています。
長くなってしまったので、この辺で。

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